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    21世紀、私たちは世の中のさまざまな課題と対峙しています。 これらの課題は、20世紀に積み残され、環境汚染や地球温暖化などの深刻な環境問題を引き起こしています。 私たちは、大量生産、大量消費により手に入れた「便利で豊かな社会」と引き換えに、「地球環境の破壊」という危機に直面しています。 環境負荷の少のない循環型社会をつくることが求められているのかもしれません。 そのためには、いったいどんな社会をつくっていけばよいのでしょう。

  日本列島には、たくさんの川が毛細血管のように縦横無尽に流れ、ほんの一昔前までは、その1つ1つが人々に敬われ「母なる川」と呼ばれていました。 川はみんな生きていて、みんなから大切にされていたのです。

    人類誕生以来、川の水は人々の暮らしと社会に密接に関わってきているのです。 いつしか私達は、そんな川、水を当たり前のように利用できる便利さのみで、水への感謝の気持ちを忘れてしまったのではないでしょうか。 生活の糧をもらう場であり、主婦にとっては毎日の炊事や洗濯の場、子ども達にとっては生命の大切さや遊びを学ぶ格好の場所であったはずです。 21世紀は、私達に川を取り戻す時代です。

  物の豊かさや技術進歩による便利さに幸せを感じる中で、精神的な充足が求められています。 社会の変化が激しく生活面での不安が高まるなかで、地球環境や人間関係、社会正義、自己啓発に深い関心を寄せる人々が、新しい価値観を持ち、健康や環境を重視したライフスタイルに積極的に取り組もうとしています。

21世紀は歴史の大きな転換期にあり、「いのちの世紀」と言っていいかもしれません。 お金だけでは安心が得られない時代に、「未来からの預かりもの」である子ども達がいることによって、はじめて得られる励ましや元気が、大きな心の支えにつながるのではないでしょうか。 これからの社会を担う子どもたちに『生きていく上で必要な知恵』を身につけてもらうことが大切だと考えます。 また、多くの大人達も、日常生活の中で受ける多くストレスから身を守りつつ、活力があって持続可能な社会づくり、社会の中で存在するあらゆる垣根(バリア)を取り払うことを望んでいます。 意識面でのバリアフリー化、安全で安心な生活を営んでいける社会こそが、全ての人にとって『住みよい社会』になのではないでしょうか。

  子どもから大人、お年寄りやハンディキャップを持つ人達が、生き生きと暮らせる社会、自然環境と触れ合いながら、人と心の交流を深めること、体験活動を通して人と人との協力や援助の心を育んで行ける事が望まれています。こうした環境づくりができることによって、社会福祉の実践やまちづくりの活性化が推し進められることが期待されています。
 
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